お金借りる方法は数多くありますが、郵便局でも引き落としや引き出しの際に不足した分の費用を自動で貸し付けてくれる「自動貸付」というサービスを提供しています。
利用するには担保が必要で、何を担保にするのかによって貯金担保・国債等担保・財産形成貯金担保の3つのサービスに分けられており、借り入れ可能な金額などに違いがあります。
定額預金や定期預金を担保にする場合は、貯金額の9割もしくは300万円までを借り入れることが可能です。
例えば、貯金額が100万円の場合は90万円まで、500万円の場合は300万円までお金借りることができます。
貸付期間は2年間で、期間内であれば何度でも借り入れることが可能です。
郵便局で購入して総合口座で管理している国債を担保にする場合は、
購入した国債の8割もしくは200万円まで借りることができます。
財形定額貯金や財形年金定額貯金、財形住宅定額貯金を担保にする場合は、
貯金額の9割もしくは300万円までお金借りることが可能です。
ただし、国債等担保と財産形成貯金担保については、現在新規の申し込みが
停止となっているので、これから申し込む場合は自動的に貯金担保を選択することになります。
ゆうちょ銀行でお金借りる方法
上記の通り、ゆうちょ銀行では自動貸付というサービスを提供していますが、
このサービスは非常に簡単に利用できます。具体的には、貯金窓口に総合口座の通帳・
届出印・本人確認書類を持参して、申し込み手続きを済ませるだけです。
本人確認書類については、運転免許証などの顔写真付き書類であれば1点で構いませんが、
保険証などの顔写真なしの書類は2点必要なので注意しましょう。
なお、利子(金利)については非常に低く設定されています。
金利は、定期貯金と定額貯金のどちらを担保にするのかで異なり、定期貯金の場合は
返済時の約定金利+0.5%、定額貯金の場合は預入時の約定金利+0.25%となっています。
つまり、定期貯金の場合は0.502%、定額貯金の場合は0.252%ということです。
一般的な消費者金融では金利が18%に定められていることが多いので、
非常に低金利であることが分かるかと思います。
また、ゆうちょ銀行でお金借りる際は担保が必要なので、消費者金融や銀行系の
カードローンなどとは異なり、審査は行われません。
そのため、安定した収入がない方でもお金借りることが可能ですし、
申し込みが手続きが完了すれば即日で借り入れることもできるので、
お金を借りる際の選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。