お金借りることを考えた時、まずはどこから借りようかと迷う人も多いでしょう。通常は民間の銀行や消費者金融、クレジットカードのキャッシングローンなどが候補に挙がります。
しかし、もしも公務員として勤務しているのなら、共済組合からお金を借りることができるでしょう。
共済組合の貸付は公務員だけが利用できるのが特徴で、他よりも金利が低い、担保および連帯保証人が不要などのメリットがあります。
この共済組合とは公務員が加入している組合のことです。組合は加入者である公務員のために貸付を行い、公務員はお金借りることを考えたときに組合の貸付制度を利用することができます。
一口に組合といっても多数存在しているため、自分が利用できる組合を
あらかじめ確認すると良いでしょう。代表的なものとしては国家公務員、
地方職員、指定都市職員の各組合などが挙げられます。
また、都市職員、防衛省、公共学校などにも組合が存在しています。
あくまで組織内の組合に加入している組合員を対象としてるため、該当する公務員でなければ利用できません。
しかし、もしも公務員ならば民間の貸付よりも良い条件でお金借りることができるため、
利用してみることをおすすめします。
低金利で利用できる組合の貸付
組合が行っている中には、使用用途が限られいるものも多くあります。
たとえば住宅貸付は住宅の新築や改装など、医療貸し付けは治療費用、
入学貸付は組合員やその被扶養者の学業のためのものです。
目的が複数あってお金借りる場合には、普通貸付などが使いやすいでしょう。
自動車や家電などの購入に利用できるため、利便性が高い制度です。
これらの制度は繰り上げ返済時の手数料不要、担保や保証人不要など
利用者にとってメリットが多いのが魅力ですが、中でも低金利がポイントです。
銀行や消費者金融といった民間企業よりもかなり低い金利で設定されているため、
支払う利息金額も低く抑えることができます。
また、組合員を対象にしていることから審査も比較的ゆるいとされています。
公務員にとってお金借りることができる組合のこの制度は、非常に便利なものと言えるでしょう。
ただし注意しなければいけない点として、返済方法があります。
返済は給料天引きとなるため、人によっては生活費に影響するなどのデメリットになる可能性があります。
給与天引きでも問題なく返済していける人であれば、お金の用意といった手続きを行う必要もなく、とても便利な方法です。